みぞれ交じりの雨の中、今日の里山歩きのイメージを膨らませて夕日寺自然園にやってきました。本日も雨にもみぞれにも負けず12名のメンバーが集まりました。

里山歩きに出発する頃には雨も小降りとなったので、まずはこならの広場から大休場へ向かいました。山道の雪も殆ど融け、圧された雪から解放された「クマザサ」が背伸びをしているように緑色の笹を精一杯広げています。こならの広場でこの時期によく見られる「樹幹流」の泡がこならの木についていました。気がつくと「樹幹流」はあちこちの木に流れて泡となっていました。

雨は小降り、すこし太陽が見えてきた…

樹幹流のアップ

大休場では奥卯辰山方面の山裾から水蒸気が「温泉の湯けむり」のように幾筋も上がっていました。雨は「春の雨」、先週より山は明るく確実に「春」は進んできているように思います。

大休場で一息〜(^_)

 大休場から引き返して山王展望台、さらに進んでそよ風の道、化石の広場、トンボの池、芝生広場からふるさと館に戻ってきました。山王展望台手前の竹林の道は「タケノコ」を食べようとしたのかイノシシに深く掘られていました。化石の広場は「イノシシのヌタバ」となっています。そよ風の道の階段道で少し遅めの「大きなヒラタケ」が、階段を下りた所では「リュウキンカ」が、そして最後にトンボの池左手崖に「フキノトウ」が２つ、黄緑色の春色で待っていてくれました。

つかの間の青空♪

ノキシノブとヒラタケ

ヒラタケ

オウレンの花

ハンノキの雄花（細長）と雌花（丸い）

リュウキンカ

いろいろな春を感じながらの約6,300歩の歩きでした。

（文：I、写真：M）

次回は2月26日です。春よ〜、こい！！！