ふるさと館縁側の窓に大根が干してあり、のどかな佇まいの自然園です。17名の出席でした。

木々の葉も落ちて1週間で随分山は明るくなりました。山道の落ち葉に光があたってキラキラ輝き、落ち葉のグラデーションです。今日は紅葉狩りのテーマで城峰まで歩こうということで、こならの広場、大休場、伝燈寺歩道(アザミの道)、法師山、城峰、県道に下りて自然園駐車場で解散しました。

大休場近くで一掴みほどの「ナメコ」、きれいな「ヒラタケ」も目にしました。葉を落とした木の赤い「ツリバナ」と初冬の青空が対照的です。

ナメコ

ヒラタケ

ツリバナ

法師山階段道にはギンナンたっぷりの動物の糞がありました。この近辺は山の生き物達の棲家となっているのでしょう、城峰への道でも縄張りを主張するように多くの糞が置かれていました。山のもみじは「紅葉」を過ぎて「黄葉」となっていましたが、黄葉に光が当たって眩しいくらいでした。10月2日に歩いた時の「ツクバネ」はまだ葉も実も緑色でしたが、今日の「ツクバネ」は「茶っぽくなった葉に黒い実」となっていて、しかもたくさんの実を付けていました。

ギンナンたっぷりのフン、タヌキかな？

ツクバネ

ツクバネを割ったら…

今年は「ツクバネ」の1年の移り変わりを存分に楽しませてもらいました。県道下り口のカラスウリも緑色から橙色に変わっていて季節の移り変わりを感じます。里山歩きには絶好のお天気で、約2時間楽しく歩くことができました。

カラスウリ

（文：I、写真：M）