2016年5月5日 ウツギ!
子どもの日。昔可愛い子どもであったステキな大人10名の参加です。
森林インストラクター、松枝さんとご一緒の日です。今日は風の強いこと。
羽衣の舞を見せるウスバシロ蝶も風に流され小刻みに羽根を動かしています。登り口では、息を吸う時も声が出るウグイスが、一声30秒くらいの長さで美声を聞かせてくれました。先週見たホオの木の若葉はもう20cm以上に成長しています。若葉一色の先週から今週は濃淡の緑が混ざる山になっています。
最初にマツノマダラカミキリの線虫やカシノナガキクイムシのナラ菌が松や楢の木を枯らしてしまうこと。近年松の被害は大きくなっていることを聞きました。日本から松の木がなくなったら困りますね。
大休場からアザミの道へ続き、(アザミは蕾を付け80cmくらい伸びています)前谷へと降りて行きます。「キビタキが鳴いている」と松枝さんにはは聞こえ私達には聞こえませんでした。
若葉が赤褐色に垂れたシロダモとヤブニッケィはよく似ており、遠目に見たらわかりにくいので葉の裏を見たり匂いを嗅いでみることですね。谷間のここかしこに咲くピンクの谷空木は今週の主役です。足元に白く花を2つずつ付けガクが羽子板の羽根のように開いているツクバネウツギ。(ガクウツギではありません)民家の庭先に群れて真っ白に見事咲いていた姫空木。風に波打っていましたね。
皐月花、田植え花などと呼ばれる空木鑑賞の、5,300歩のウオークでした。今回、写真はありません。残念!
(文:F)
次回は5月12日、青空が広がりますように
2016年5月5日