11月3日、本日は文化の日、祝日ですが今日もトレジャー倶楽部は活動しました。自然園駐車場にくると雨はあられ混じりの大粒の雨となりましたが、他の団体の方々の車もあり駐車場は賑やかでした。

今日は夕日寺健民自然園の松枝さんによるガイドウォークの日ですが、ラジオ体操、ストレッチ体操の後、Sさんからコーヒー、Fさんからクッキーの提供があり松枝さんも加わって7名でのコーヒータイムとなりました。

雨も小降りとなったのでガイドウォークの始まりです。今日はふるさと館の後ろの山道「夕日の道」周辺を歩きました。ふるさと館横の「ミツマタ」が今年の花をつけだしました。「セイタカアワタチソウ」が日本で増えた経緯、「ヤマウルシ、ヌルデ、ツタウルシ」の葉、かぶれのこと等楽しい話が続きます。

ふるさと館後ろの山に石川県の県木「アテ」が3本あり植えられて7年との事ですが、前に見た時よりも随分大きくなりました。アテの木や近くのサクラの木の枝にいくつもビニールが巻いてあります。これはアテの木やサクラの木の「取り木」をしているのだとのこと。木を増やして植えるための具体的な「取り木」の仕方の話はとても興味深く聞くことができました。

夕日の道は「ショウジョバカマ」がたくさん花を咲かせる道ですが、「ショウジョバカマ」は葉の先のほうからまた葉とヒゲ根を出して増えることも実際の葉、ヒゲ根を見て確認することができました。また、この道には「ミズバショウ」の株が幾株かあったのですが、この場所の水温が上がってきており、「ヨコノミ」という名の虫の影響も受けて消滅してしまったとのことです。地球温暖化の影響はこんなところにも現れているのでしょうか。

松枝さんの話をゆっくり、じっくり、たっぷり聞きながら、約1,200歩、90分のガイドウォークでした。

（文：Ｉ、今回は写真なしです）

次回は11月10日です。秋も深まってきました～