2017年11月11日 第6回 火おこし体験⭐
週間天気予報を見ながら心配していたとおりの雨模様、前日も雨だったし山の中に薪を拾いに行くことはできないね。
でもそんなこともあろうかと、たくさんのまつぼっくりや小枝などを用意しておいたので予定通り火おこし体験は出来ます😄
実りの秋なので、収穫したての伝灯寺里芋やサツマイモがたくさんあります。今日は自分たちで火をおこして、その火で秋の恵みを焼いてお腹いっぱい食べることが目標です🍖
はじめに火のことについてちょっとだけお話、火のつけ方のポイントや注意点を伝えました。
火を付け方を説明したので、実際にみんなでやってみよう👍
4つの縦割りグループに分かれて、それぞれのU字溝に火付けの材料をならべます。 グループによって木っ端をやぐらに組んだり、まず板で空気の通り道をふさいだりと個性が出ておもしろい!
今回はスタッフは見守りにてっすることにしていたので、すぐについたグループもあればなかなかつかないグループもありました。 隣りのグループはボーボー燃えているのにどうしてこっちは全く付かないのか? 子どもたちなりに試行錯誤していました。 火おこししないとお昼ご飯に間に合わなくなるかも… さて、うまく火は付くかな?😄
火が大きくなってきたら、あとはどんどん太い枝をいれて、交代で食べたいものをアルミホイルに包み始めました。
鶏肉やウインナー、伝灯寺里芋、玉ねぎなどを、ホイルで包んで火の中に入れます。トマトやエリンギもありました。
ホイルに包まれている状態だから、火の通り具合がなかなかわかりません。
「まだかな?」「もうできとるやろ?」「いや、まだ早いんじゃない?」と様々な声が飛び交っていました。
ころあいを見てそ~っと開いてみたら、フワ~っといい匂いが広がります!!!
汁物と一緒にお昼ご飯。いつもはみんなで「いただきます」ですが、今日はグループごとのタイミングにしました。
午後からは火起こし体験。
昔々、まだマッチやライターがなかった頃の人が火を起こすために使っていたという、「まいぎり」を使っての火おこしに挑戦です。 まず説明を聞いてから、だいたい2人1組になっての挑戦です。
最初は、「本当にこんなので付くのかな?」と半信半疑の子もいましたが、煙が上がって少し焦げ臭くなってきた子達をみて俄然、頑張り始めます! 結局本当に付いた子はいなかったけど、大いに盛り上がりました。
昔の人は大変だったんだな…と骨身にしみた子どもたちに、「だから昔の人たちは、一度付けた火を出来るだけ長く消さないように、燃やし続けていたんだよ。」というアッキーからのお話。なるほどでしたね!
そうして、火おこししている間に、午前中に起こした火の中に入れていあった安納芋の焼き芋と焼きリンゴが出来上がりました。ついでにつくった燻製のゆでたまごとか、マシュマロを焼いたり😄
その場で食べる子もいればお家へのお土産として包んでリュックに入れる子もいました。
少し肌寒いお天気だったけど、みんなの起こした火と、それにかける熱意でポカポカした1日でした。
(文:しろちゃん、写真:スタッフ一同)
2017年11月11日