2022年11月19日 ちびっ子探検隊 火おこし体験
今回も熊警報が解除されず山に入れません、ということで、火おこし体験。
はじめに、みっちゃんとネイチャーゲームをしました。みっちゃんの持つ葉っぱと同じ葉っぱ探し、手で葉っぱの音をならしたり、服に貼ったり、オオバコで、相撲したり、そして、クズの葉を探し、子どもたち8人で、クズのつるを見つけ引っ張ってとりました。そのクズのつるを使って子どもたちで綱引きが始まり、最後はつるが切れて引き分けでした。
水分補給してから、火についてのお話を聞き、火がつくには、酸素(空気、風)と、熱となるマッチ、そして燃えるものが必要ということで、燃えるもの「スギ葉」探しに行くことになりました。乾いた枝や、ほかにも燃えそうだなというものを拾い、探検しました。乾いているか手で触り滑らせ確認している子もいましたよ。みんな下を見ながら歩き、スギ葉をみつけ、袋もいっぱいに、上をみあげると、杉の木が沢山並んでいました。落ちている長い杉の枝も、運びました。みんなで拾うことで、森の掃除。
体験工房へ戻り、「火を使う時の6つの約束 1.大人と一緒にする、2.危ないことはしない、3.バケツに水を用意する、4.袖口を長く出しておかない、5.火の番をする」を聞いて、マッチを擦ってみたい子は体験しました。「お墓参りでつけたことある~」という子もいました。マッチの火はどっちに動くのか? 話を聞き実際にトシちゃんのするのを見てから体験しました。
マッチするの怖いという子は、長い枝をノコギリでドラム缶に入る長さに切りました。 火がついても、大きく育てるまでには、時間がかかります。切った枝を一生懸命に入れる子もいて、うちわで仰ぐけど、拾ってきたスギの枝も、湿っぽいようでなかなかつかず、スギ葉は、すぐに灰になってました。子どもたちも、「火が少しまだついてる、いきとる」と、何度もうちわで仰ぎ、「つかれたー」「かわろうか」というやりとりもあり、「燃えるものがたりないのかな~」という子は、ひたすらノコギリを使い長い 杉枝を何本も切っていました。
火おこしに大人が、手を出さないので、あっというまに12時がすぎ・・・「芋が食べられない」と、心配して、ずっと小さな火を仰ぎでいる子も・・・3回ついた火が消え続け・・・また、それも忘れ鬼ごっこしている子もいました。さすが、お腹もすいてきて、芋が焼けない( ;∀;)と、残念そうな子もいるので、乾いた薪と、牛乳パックで、トシちゃんがお助け、スタッフで頑張って消えそうな火を育ててもらいました。焼き芋もおまかせ~
そして、昼食にしようということになり、各自好きな場所、車が来ない場所を選び、豚汁とおにぎりを食べました。そして、なんとか、帰る頃には、焼き芋が出来上がり、ばんざ~い。みんなの笑顔が見れてよかった~(#^^#) そして、最後にもう一度「火を使うときの6つの約束」をふりかえりました。それぞれが色々感じた秋の1日になりました。
(文:あきちゃん 写真:スタッフ一同)
2022年11月19日