2015年8月20日  子供たちが喜ぶクワガタ発見!

お盆休みをはさんで2週間ぶりのトレジャー倶楽部に13名の出席です。

今日は自然園松枝さんのガイドウォークの日で、こならの広場から左に折れて三王坂遊歩道を歩き、山王口から左に進んでそよ風の道、化石広場、トンボの池と回りました。山道入り口の「ミツマタ」の木が何本か枯れています。近くに植わっている「ジンチョウゲ」の病菌が関係しているのではないかとのこと。ミツマタに「ヘクソカズラ」の赤い花がからまっていましたが名は体を表しておらず可愛い花です。

松枝ガイド

ヘクソカズラヘクソカズラの赤い花

ツクツクボウシの合唱に迎えられて山道を登りだしました。海の見える丘ではドングリから少し成長した「コナラの芽ぶき」を見てドングリの生き残り作戦、山の生き物達の黒い糞を見て中にある「ウワズミザクラ」の種の発芽作戦等里山で繰り広げられる興味深いお話もありました。道の所々に大きなメスと小さなオスが何匹かでセットになった女郎グモが巣をかけています。

竹林近くの遊歩道で「ウリボウ」から少し大きくなった「イノシシ」5頭に遭遇、トレジャー先頭のすぐ前を左の崖下から右の崖上に駆け登っていきました。イノシシ達にとっていつも通る道なのか右の崖には「けものみち」となった踏み跡が残っていました。

そよ風の道の階段道に「キンミズヒキ」が小さな黄色い花を咲かせています。階段道を下りきったところの栗の木に大きな緑の玉となった実がたくさんついていました。夕日寺のクマ達のご馳走となるのか、他に狙っている生き物?がいるのか、収穫の秋には誰が一番喜ぶのでしょうか。

キンミズヒキキンミズヒキ

林の中では子供たちが喜ぶ「ノコギリクワガタ」や「カナブン」といった虫も確認しました。トンボの池には「睡蓮」の白い花がいっぱい浮かんでいましたが、まだこれから花を咲かせる蕾もあり、夏遅くまで楽しめそうです。8月半ばの里山の「動物」「虫」「樹木」「花」に触れた約2時間のウォーキングでした。

スイレンスイレン

スズメバチ樹液にスズメバチが集まっていました

(文:I、写真:U)

次回は8月27日です。 今週末は環境フェア 夕日寺自然体験実行委員会もザリガニ釣り体験開催します ぜひお立ち寄りください~

2015年8月20日

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