2016年6月23日 静かな梅雨の里山歩き!
雨傘を持って11名のメンバーがふるさと館にやってきました。
今日は先週確認した「シャクジョウソウ」、「トンボソウ」を再度見ようと、こならの広場、大休場、引き返してやすらぎの広場、さくらの広場からやまならしの道を下ってトンボの池、自然園駐車場で解散のコースを歩きました。
里山は雨を受けて少し元気になったようで草いきれの匂いがします。海の見える丘は先週草刈りをしましたが、もう次の草が伸びていました。探すと小さな「トンボソウ」発見、山道途中で「シャクジョウソウ」も少し色が褪せてきているのを見つけることができました。雨を充分吸った樹から「樹幹流」が泡となって流れています。大休場で休憩、奥卯辰方面の山から温泉場の湯煙状のような霧が立ち昇っていました。
トンボソウ
トンボソウ
シャクジョウソウ
シャクジョウソウ
樹幹流
クラゲのような足で頭に水を乗せた薄汚れた「ヘンなコケ」がベンチの下に生えており、こんなことでも笑いが出てきます。また、やすらぎの広場を通り過ぎた所では勢いよく尻尾を立てて歩いているような「トラの尾」が何本も、これも笑わせてくれました。
ヘンなコケ
オカトラノオ
さくらの広場で焚火の跡、ゴミ、木くずの散乱を見つけて憤りと悲しみを感じました。ゴミは集めてFさんが持ち帰りました。
桜の広場に木片が散乱しており、熊?人間?と……自然園の松枝さんに即連絡を入れました。
松枝さんが確認した結果、削られた本体の樹が周りに見あたらない事。木片に鉈の歯跡が有る物が確認出来た事。すぐ側で木を燃やした跡が有る事から人間の仕業と思われる!とのこと。残念な出来事です。
やまならしの道にクマの糞があるとのことでしたが見当たりません。トンボの池に下りてくると少し前まで白い花を咲かせていた「ガマズミ」が赤い実をつけだしていました。子供たちがザリガニ釣りをしている場所の上方の木が折れて垂れており危険です。Uさんが引き下ろして片づけました。
ガマズミ
約2時間、静かな梅雨の里山歩きでした。
(文:I、写真:M)
次回は6月30日です。来週は晴れてね~
2016年6月23日