朝方の激しい雨も止んで「晴れ」となりましたが蒸し暑い1日でした。今日は山歩きの後、体験工房前で流しソーメンを行います。11名の出席でまず大休場まで往復歩きました。

山道入口にこの時期からみられる「トラの尾」が尾をピンと立てるようにして白い花を咲かせています。雨が降る日が多いので山道には「キノコ」があちこちに顔を出していました。こならの広場で休憩、早くも汗びっしょりです。「シャクジョウソウ」は春のツクシのような形となってまだ頑張って残っていました。

梅雨の雨は里山を元気にしてくれます。木々の葉は山道に覆いかぶさるように繁り、雨に濡れた笹の葉も笹寿司に使えるように巾広で大きくなりました。蒸し暑い山道でしたが大休場はやはり気持ちの良い大休場です。ゆっくり休みたいところですが今日は流しソーメンをするので早々と体験工房に戻りました。

体験工房前には夕日寺自然体験実行委員会が事前に作った「流しソーメンの流しセット」が、実行委員会の米田さんとメンバーNさんとでもう設置されていました。本日唯一の男性メンバーNさんが大量のソーメンを茹でる作業、女性メンバーは汁や薬味の準備をして今年も「流しソーメン・トレジャー倶楽部ふるさと亭」が開店しました。

「ソーメンを流す人」、「食べる人」と交替しながら、心地良い風の中でお腹いっぱい食べ、お喋りもいっぱいしました。いつの間にか山歩きの汗も引いています。後片付けの後、コーヒーも入れて本当にゆったりとした里山時間を楽しむことができました。

(文：Ｉ、写真：Ｍ）

次回は7月20日、梅雨明けが待ち遠しいですね。