2019年1月31日  墨絵の里山!

昨日の晴天とうって変わって雨の自然園でした。10名の出席です。

先ずは大休場まて歩き、戻って「石頭」から左に折れて夕日寺集落に下りてくるコースを歩きました。

こならの広場までの山道は歩く所には雪は殆どなく、その両側に少し溶けた雪が残っているだけです。小雨が降っているので傘をさして歩きましたが、冬の里山歩きは雨よりも雪のほうが歩き易くて楽しいですね。三王坂遊歩道に出ると山道は雪に覆われており、長靴を柔らかい雪に沈ませながらの歩きとなりました。

今日の里山は雪面から水蒸気が上がってもやがかかっており墨絵の世界に近い里山です。溶けかかった雪上に爪が二つに分かれたもの、4本、5本に分かれたもの等、山の生き物達の足跡があちこちに残っていました。Oさんのお話し「カモシカは冬眠をしないので寒さから自分を守るために自分が踏んだ前足の跡に次の後ろ足を置いて移動している。」とのこと。

石頭からの下り道でビッグサイズの「ヒラタケ」発見、大人の手のひらを大きく超える大きさでした。下りきった所で遊歩道林道出会いからの林道に合流、その林道から少し奥に入った所に「イノシシやハクビシン等の捕獲用の檻」が設置されていて、檻の奥の方に小糠に覆われたイモなどの餌が置いてありました。集落が目の前に見える場所です。山の生き物達との関わりが深刻になってきている里山の生活の一端を見ました。

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夕日寺の集落からの下りの道には早くも梅が小さな白い蕾を見せて咲きかかっており、また「サザンカ」の小さな紅い花も美しく咲いていました。途中から雨も小降りとなり、約1時間45分、5,000歩、1月最後の日の里山歩きでした。

(文:I,写真:D)

2019年1月31日

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