2022年5月19日 クマのテリトリー!
晴天が続いています。本日も晴れ、20名の出席でした。法師山で標識の更新を行うために今日は伝燈寺歩道(アザミの道)経由、法師山、カメワリ新道を下って追分経由でふるさと館に戻るコースを歩きました。
緑は益々深くなって山道に覆いかぶさっています。「ササユリ」はもう少しで花を開きそう、こならの広場の「ネジキ」に小さな髪飾りのような花が、大休場の梅の木の細い枝にたくさんの梅の実も生りだしました。今日も白い白山は見えます。林道出会い近くの遊歩道で今年もお目見え「ギンリョウソウ」です。カラカラの道でも顔を見せてくれました。樹にからまった緑の葉とオレンジ色の美しい葉は「テイカカズラ」の葉です。
伝燈寺歩道に入ると緑の葉に白い花をつけた木が何本もありました。「サワフタギ」です。秋にはコバルトブルーの実をつけるとのこと、楽しみです。北辰広場近く道脇の「キイチゴ」は少し色づき始めました。法師山の登り、階段道に真っ黒の「クマ」の糞が。この場所は「クマ」の通り道になっているようです。法師山に到着、古くなった標識をUさん手製の標識に更新する作業を行いました。また、カメワリ新道の案内標識を設置する場所を決めるために竹棒も挿してきました。カメワリ新道の案内標識が設置されれば、法師山から三王坂遊歩道に迷うことなく合流できるようになります。歩き易くするために「笹の先」を抜きながら進みました。
三王坂遊歩道に合流、「カメワリ」近くの水溜まりに紫色の「ミヤコワスレ」が目立って咲いています。釣部町への案内標識が「クマ」に酷く噛まれ、向きも変えられていました。この法師山一帯は「クマ」のテリトリーだと再確認です。約2時間20分、9,000歩、暑い日でしたが湿度が低くて風もあって、爽やかな里山歩きができました。
(文:I ,写真:M )
ヒメコウゾ(楮)
ササユリ蕾
ハナニナガ(苦菜)
マユミ(真弓)
ギンリョウソウ(銀竜草)
テイカカズラ(定家葛)
キツツキ穴
サワフタギ(沢蓋木)
アザミ
法師山案内看板
かめ割りルート
ナンジャモンジャ
2022年5月19日