2016年12月1日  落ち葉の道!

本日は自然園松枝さんによる12月ガイドウォークです。

今日はいつもと違う視点で里山を見ようということで通常と逆回りでトンボの池、化石広場からそよ風の道を上り、三王坂遊歩道からこならの広場に下りてふるさと館に戻るコースを歩きました。

「ヤマハゼ」が葉を落として実だけとなっていましたが、「ヤマハゼの実」はワックスの塊だとのこと、加賀藩時代に侍の副業として「ヤマハゼの実」を使ってローソク作りが行われたこともあったとのことでした。

ヤマハゼの説明をうける

トンボの池周辺は木々の葉もすっかり落ちています。ここで「カワセミ」、「ヤマセミ」、「アカショウビン」と鳥の話を聞いていると白い「コサギ」が池の向こうから飛び立ちました初冬の佇まい、初冬の雰囲気いっぱいのトンボの池でした。

化石の広場を上った所では植林された落葉樹の幹の所々に黒い塊状になった「アブラムシ」がびっしりとついています。木は「アブラムシ」に負けそうでした。「ベニシダタケ」、「冬のハナワラビ」など一見地味な草花も実物を見ながら話を聞きました。

アブラムシ

山王展望台で小休止、関西方面に旅行してきたメンバー達からのお土産も美味しくいただき、和やかな歓談の時間となりました。木の葉が落ちて明るくなった里山に「落ち葉の道」が続きます。約5,000歩、2時間のガイドウォークでした。

山王展望で一休み

万両(ヤブタチバナ)

十両(ヤブコウジ)

ガマズミ

ツリグリ

(文:I、写真:U)

2016年12月1日

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