今秋一番の寒い朝でしたが晴れです。11名の出席でした。往路は追分、帰路は伝灯寺歩道(アザミの道)経由で法師山往復コースを歩きました。

良いお天気で木漏れ日が木々の緑の葉を明るく照らしていましたが、時々ザー、ゴーと強い風が吹きぬけていきます。今日は三王坂遊歩道からの白山も、大門山の山並みも黒いシルエットでしっかり見えました。

先週確認した「秋のギンリョウソウ」は1本だけ残っています。大休場で休憩。大休場のベンチ脇に太さ6〜7cm、長さ2ｍ程の大きなクヌギの木の枝が落ちており、実は全部なくなっています。そしてクヌギの木にクマの「爪跡」らしきものや、ベンチにクマが「噛んだ跡」らしきものまであります。また木の上のほうを見ると、枯れ枝がいくつか重なっているのも見えました。大休場の「クマの食事跡」のようです。

追分の「ツリフネソウ」と「ミゾソバ」は揃って濃いピンク色で咲き誇っていました。「ツルニンジン」も花を下向きにして咲いています。栗林では「クマダナ」の残骸が風に揺れていました。すぐ横に柿の実が色付いていましたが食べられておらず沢山残っています。渋柿はクマも食べないのでしょうか?

法師山に到着。立山も剱岳もまたそこに連なる稜線も黒い山の形になって綺麗に見えました。今日のように綺麗に見えることは珍しいです。たくさんあった「アケビ」は中の実は全部下に落ちてカラッポでした。

約2時間、8,000歩、白山も立山も両方見ることができた今日のトレジャー倶楽部でした。

(文：I、写真：O）