2016年9月15日  イボ・ツバ・ツボ!

本日は自然園松枝さんによるガイドウォークでした。13名の出席です。ツバメは南の国へ帰る準備をしているのでしょうか? 若いツバメも一緒にふるさと館の周りを飛んでいます。

今日はこならの広場から大休場を通り、往きは伝灯寺歩道、復路は追分経由で法師山まで往復歩きました。

里山ふるさと館のソバ

先週から雨の日も多くなったので今日の山道にはいろんな「キノコ」が顔を出しています。ふるさと館からの山道に入ってすぐによいダシが出る「ナラタケモドキ」、茶色のメロンパンみたいな「ノウタケ」、可愛い花が咲いているかのような小さな「キノコ」、強毒の「ニガクリタケ」、直径約18㎝もの白い大きな「シロテングタケ」等・等。毒キノコの特徴「イボ・ツバ・ツボ」についてあらためて確認、教わりました。

松枝さんによるキノコガイド

ナラタケモドキ

ノウタケ

ニガクリタケ

今年はまだ緑色のドングリがたくさん道に落ちていますがこれは「ハイイロチョッキリ」という虫がやったことで、「ハイイロチョッキリ」の卵が育つためには、卵1個につきドングリ1個が必要とのこと。そこで親はどんぐり1個に卵を一つ産み付けると、それ以上卵が産み付けられないようにそのドングリを枝から落として自分の卵が育つようにしているのだとのことです。落ちているドングリにもドラマがありました。

法師山で米田さんが草刈り作業をして待っていてくれました。2名のメンバーから「ナシ」の提供があり甘い果汁に皆の顔もほころびます。栗林の樹上の栗はだいぶん少なくなっていましたが「クマダナ」は見当たりませんでした。追分の「ツリフネソウ」は今が最盛期です。

法師山でひと息

アケビ

ホタルガ

朝・晩は涼しくなりましたが、今日はまだまだ暑くて汗もいっぱい流した約8,000歩、150分の里山歩きとなりました。

(文:I、写真:U)

次回は9月22日(祝・木)です。

2016年9月15日

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