2017年8月31日 初秋の兆し!
昨日から涼しくなり、少しは歩き易くなったことに期待して12名のメンバーが集合しました。
今日も先週と同じく「ツクバネ」の状況確認と大休場経由で追分までを往復するコースを歩き、その後、伝灯寺里芋の手入れを行いました。今日の山道は先週と比べて随分涼しくなりましたが、歩くとやはり汗がたくさん出てきます。汗をふきふきツクバネの所へ行くと、以前剪定した「雄のツクバネ」の枝先、3か所から小さな緑の双葉が生えていました。この後も続いて芽吹いていくことを願います。緑の生命力に勇気づけられ大休場に向かいました。
元気なツクバネ♂
サルトリイバラ
今日の大休場の吹く風は海側からではなく陸側(卯辰山側)からの風でしたがとても涼しく気持ちの良い風です。ベンチ前の草むらに「スイカズラ」の白い花が隠れており、何匹もの「コオロギ」が飛び跳ねていました。夜の大休場は虫たちの大合唱の舞台となっているのではないでしょうか。追分までの山道は草が繁った山道となっていますが、「ムカゴ」の蔓が伸びて、その近くには「赤トンボ」と初秋の兆しが見えてきました。
清楚なスイカズラ
大粒のヒヨドリジョウゴ
追分に白山自然保護センターの動物監視カメラが設置されており、秋から冬の山の生き物達の生態観察も始まりました。栗林前の道は草ぼうぼう、栗の木に大きな「緑の栗のイガ」がたくさんぶら下がっているのを見てUターン、ふるさと館に戻ってきました。
草が生い茂った北辰広場
北辰広場の栗
次は里芋の手入れです。里芋はイノシシの被害もなく、日傘になるような大きな葉を茂らせています。親芋の葉は残して、子芋の葉を鎌などで切り取り、肥料をまいて土寄せをしました。今日の歩きの間も話題は芋煮会、里芋の収穫が待たれます。
珍しい里芋の花
スッキリした里芋
名前負けしないヘクソカズラ
約7,000歩、1時間40分の里山歩きと30分の里芋の手入れを行った今日の活動でした。
(文:I、写真:U)
2017年8月31日