2014年9月27日 夕日寺里山フェスティバル
参加者 200名
場 所 夕日寺健民自然園 芝生広場
運動会シーズンでもあり秋のイベントが多い中、夕日寺健民自然園でも、近隣地域やこれまでのゆめのたねのイベント参加者を中心に夕日寺里山フェスティバルが行われました。
今年の8月・9月の週末は雨が続いていましたが、この日は日中28度と気温が高い、良いお天気になりました。芝生広場には、10時の開場とともに次々と来場者が集まってきました。
まずはオープニング森永園長のご挨拶です。そして、ゆめのたねの代表大野の開会宣言でいよいよ始まりました。 昔懐かしいおさんぽくらぶ♪、キッズレンジャーの参加者も大きくなって遊びに来てくれました。
■竹細工教室の1つ榊田講師の竹笛作り(横笛・ほら竹作り)です。里山に響くやさしい音色。大人の参加者もたくさんいましたよ~
■竹細工教室のもう1つは水鉄砲作り、ポテッチとしのちゃんが担当です。夏のスノーケルに来ていた子ども達も参加してくれて、ひさしぶりっ!うまくできたかな?そして夕日寺小学校の学童やキッズレンジャーも次々にやってきました。この日は暑かったので、水鉄砲を作ってからの水遊びが最高!!1時間以上も水鉄砲遊びしていた子もいました。
■澤さんによる竹筒ごはん作りです。竹を利用して自分でノミやのこぎりで、ごはんガマ、器、箸も作ります。アツアツご飯は竹の香りがしたのかな~栗を持参している参加者もいました。
■里山汁ときのこごはん(伝燈寺里芋調理実習)
今回は伝燈寺里芋やネギを提供して下さった西川さんも芋の皮むきからいろいろと教えてくださりました。芋は冷やすと芋が風邪をひくそうですよ・・・夕日寺の食材を使っての里山汁はここでしか味わえません。この芋はトロ〜りした粘りけが特徴。そして、地元食材のもうひとつは東長江で生産している坂野さんのナメコもたっぷり入っていました。
里山汁完成写真(伝燈寺里イモ、地元産ナメコ使用)
■森林教室(対象:園児と保護者)
ふっちゃんのやさしい声で癒される『今日はみんな森レンジャー』にもたくさんの園児親子が集まりました。森の中から何が見えたかな・・・
■森林教室(対象:大人)
夕日寺の町会長による『夕日寺古道往来探訪』(大人向け夕日寺健民自然園の周辺地区の歴史文化探訪)夕日寺の町を知ることができたでしょうか。
■森林教室(対象:小学生)
幼き頃からの虫博士松枝さんの『ムシムシ大発見』(こども向け里山昆虫発見プログラム)虫好きの小学生もたくさん参加していました。クワガタをゲットしてましたよ。この日は特別に大切な標本も見せていただくことができました
■お昼には里山にオオムラサキが舞うようにとエノキの苗を植樹しました。
■プレイコーナー(里山の素材を活用した遊び)ではそそさんとかいちゃんのバードコール(鳥笛)、どんぐり独楽作りにも子ども達が行列、輪投げ(葛のつる使用)けん玉、竹ぽっくりをしました。
■山男よねやんによる里山ジップライン(樹木とロープを活用した森の遊び)では、たくさんの子ども達が何度も参加していました。普段は自然園の木から見下ろすなんてできません。大きなケヤキからの眺めはまるで鳥のようです。やっほ~。
このジップラインの準備には一番時間がかかりました。安全第一ですから・・・
■環境フェアでもおなじみザリガニ釣り体験(自然園内のトンボサンクチュアリー池で捕獲したザリガニ使用)小さなお子さんも目に見えて釣れる〜だから、釣れるまで帰りたくな〜い。ザリガニはどこへでも逃がしません。
夕日寺健民自然園はきれいな夕日が見える場所、イベントが終わると静かな時間がまた流れていきました。
今回のイベントは地域の方にも夕日寺健民自然園の自然のこと、周辺の夕日寺町のことをもっと知ってほしい、そして、これまでの私たちが実施したプログラム参加者にも感謝をこめて何かお返しをしたいな〜ということが始まりでした。協力して下さった石川県環境部自然環境課の方、いしかわパートナシップ県民会議のいしかわ自然学校事務局の方、いしかわ自然学校インストラクター仲間がいたから開催することができたのだと思っています。
秋の自然のめぐみにも感謝し、これからも夕日寺自然体験実行委員会(ゆめのたね)はみなさんに喜んでもらえるような活動をしたいと思っています。皆様ありがとうございました。
2014年9月27日