2017年7月8日  第3回 夕日寺1300年の三王坂往来探検⭐

今年は1回目、2回目とも雨で、ジンクス「キッズレンジャーの活動日は雨が降る」、今日はみごとにハズレ。雨☔️の予報が一転、熱中症が心配なほど朝から暑い1日です😅

梅雨の晴れ間の今日、キッズレンジャーは三王坂往来を歩きます。
三王坂は1300年の歴史を積み重ねている古道。歴史の重みや人々の暮らしとの関わりが随所にちりばめられています。

コースは自然園→大休場→追分→カメ割地蔵→耕作地跡(廃バス)の片道4.5kmを2時間かけて歩きます。ちなみに、夕日寺健民自然園のガイドマップ↓、指を差したところよりもまだまだ先に目的地があります😳

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早速3班にわかれてスタートです。

1班はすっかり落ち着いた4、5、6年生チーム。全然心配していません😄

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2班はおしゃべり大好き、好奇心旺盛な3年生チーム。こちらも体力的は大丈夫でしょう👌🏻

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3班はまだまだ未知数な1年生チーム。歩き通せるかちょっと不安なので、1年生と歩くスタッフはカセットコンロなどのお昼ご飯セットを一式担いでいきました😅

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〇大休場(おおやすんば)に到着。

ここは前田斉泰公が二俣の和紙製造を見にいったときに休んだ場所のためこの名前がついたそうです。

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まさにこの岩に腰をおろして、大休場からの絶景を眺められたそうです😄

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〇追分(おいわけ)

かつて、真夜中に丑満参りで恨みをはらしたい人が、この追分を通っていたそうです。日の射す明るい時間に聞いても、空気がピリッと張りつめます。行きに説明したら、帰りはみんな、早足でササッと通り過ぎました😅

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〇カメ割地蔵(かめわりじぞう)

一向一揆と富樫軍の戦いのとき、富樫軍がこの世の最期の覚悟をして水杯を酌み交わした場所です。みんな静かに手を合わせました。🙏🏻

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歩いている途中に赤い実が成っている木を発見!この木が和紙の原料となります。

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1つ赤い実をいただきました。里山の夏の味は甘い味、かな?😋

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大きな葉っぱが帽子替わり。ひなたはやっぱり暑いです…

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この道のルートは下ではなく上!? ところどころ倒木のトンネルがありましたが、何故か上から…

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謎の穴発見。穴の中はちょっとヒンヤリしてました。恐る恐る中をのぞいてみましたが、空っぽでした😅

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高学年チームの1班は予定通り2時間ほどで目的地に到着。車班のスタッフが先回りして、くつろげるようにセッティングしてくれていて感謝です。

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〇耕作地跡(廃バス)

だいぶ錆びてつぶれていますが、ここにバスが…😅(数年前にはまだバスの形がありました) それで地元の人はこの場所を廃バスのところ、と呼んでいるようです。

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1班が到着して10分もたたないうちに、2班3班が同時に到着しました。水分もしっかり取って、持参したお昼ご飯のおにぎりをいただきます! 歩けるか心配した3班の1年生もまったく問題なし👌🏻 途中で先に出た2班に追いつき、同じペースで歩いてきました。

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トトロのお家みたいな不思議な空間を発見。この場所は元々畑だったようで、今は背丈まである雑草がはびこっていますが、そう言われていみれば広場になっています。ただイノシシによると思われる獣道がつき、掘り起こした穴やぬた場もあって、完全にイノシシ・サンクチュアリみたいなところでした😅

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あまりにも暑いから頭から水をかけてもらいました。う〜ん、気持ちいい〜👌🏻

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今日参加したキッズレンジャー全員が目的地の廃バスまで歩き、誰一人リタイアすることなく体験工房まで帰り着きました。帰り道も、余裕のこの笑顔😄

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三王坂往来の道のりを歩いて、それぞれが気づき、発見することがありました。往復9kmの山道を歩いたこともみんなの自信に繋がってくれると嬉しいです。

8月のキッズレンジャーはお休み、次回9月の活動日には、夏休みの思い出聞かせてね~

(文:ぐっちゃん 写真:スタッフ全員)

2017年7月8日

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