2014年10月9日 毒キノコ「ツキヨダケ」!
今日は自然園松枝さんによる10月のガイドウォークの日です。16名の出席でした。
はじめに、「スズメバチは何を食べているのか」、「フジバカマとアサギマダラ」の2テーマについて資料をもとにお話いただきました。
秋のスズメバチは来春の女王蜂候補を育てているので攻撃的になること、イモムシや他の昆虫などを捕まえて肉だんごを作り幼虫のエサにしていること、人間の体の肉も簡単に食いちぎることができるクチバシを持っていること。
「アサギマダラ」は「フジバカマの花が大好き」でそれは桜餅の葉の匂いがするからとのこと等興味ある楽しいお話が聞けました。
その後、こならの広場、さくらの広場、三王坂遊歩道を歩き途中左に折れて、そよ風の道、化石の広場、トンボの池を回って解散しました。山道にはドングリがたくさん落ちています。
このドングリを山の生き物達は夜に食べにきますが、中の美味しいところだけを食べて上手に皮を残した食べ残しも沢山残っていました。さくらの広場ではイガに入った「クリ」が沢山落ちていました。山の生き物達の大切な食糧です。
遊歩道脇で「ツキヨダケ」発見、「ツキヨダケ」は毒キノコで、傘を縦に裂くと軸が黒っぽくなっていること、真っ暗の中で胞子が淡く光ることも実物を見て確認しました。
ツキヨダケ
軸が黒いのが見分けるポイント
トンボの池に下りてくると可愛い赤い花を付けた「ミゾソバ」が一面に咲いていて満開でした。また、「ツリフネソウ」の赤い花の中に1本だけ「白い花のツリフネソウ」も咲いていました。天気は快晴、気温25℃前後、少し汗ばむくらいで快適な里山歩きでした。
ミゾソバとツリフネソウの群生
白いツリフネソウ
イノシシの足跡
(文:I、写真:M)
次回は10月16日焼き芋焼いて食べましょう。芋をご持参くださいね。
2014年10月9日