2021年3月25日  コブシかタムシバか?

2008年、里山健康クラブとして始まったウォーキング、その後トレジャー倶楽部と改名し、その名の通り毎週季節の宝物を見つけます。年度末の決算、出席人数等の報告を終え21人で出発です。

 

登り口で見える白い花に、あれはコブシかタムシバか、どっちかな?毎年お馴染みの談議が始まります。里山近くにお住まいのNさんから違いを聞いてあーそうだったと納得。大休場で先週赤ちゃんの手のように膨らんでいたコブシ、今日は満開です。純白の刺繍と光沢、ローブデコルテのドレスのように気品のある白の集まり、見事です。

2クロモジ新芽

3ショウジョウバカマ

4大休場のタムシバ5アオキの花

6結論 水仙畑へ

大休場から戻り水仙の丘へと足を向けます。イカリ草を見つけました。キナリ系の白さですがまだ小さく、風に小刻みに揺れながら精一杯咲いています。「一番のりで咲いたから写つしてあげるね、一番だからだよ」とカメラを向けるYさん。優しい笑い声が広がります。水仙の丘も満開です。カメラマンが忙しく動いています。寒風の中で春を呼ぶかのように咲いていた<梅>が今日のヒロインは貴女だよ、と見守っているようです。

7アケビの花

8タチツボスミレ

9一面スイセン

9満開のスイセン

10トキワイカリソウ

帰りに見つけたタムシバの花。こっちを向いてくれないのでTさんが優しく握って振り向かせてくれます。白い6枚の花びらの真ん中に薄黄色の雌しべ、その回りに薄桃色の雄しべがお行儀良く詰まっています。「こんな和菓子食べたい!」ほどの美しさでした。見逃した方もいるのでは。来週も見られたらいいですね。春雨にもちょっと出合った9,000歩の歩きでした。

11キ2ブシ

12タムシバの花弁

13仲の良いジジババ

(文:F ,写真:M )

2021年3月25日

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