場所　夕日寺健民自然園、海の見える丘、こならのひろば、さくらのひろば

夕日寺にも雪が積もりました。
前日の夜には雨が降りました。どうなるのか心配しましたが、朝から青い空が広がり春のような暖かい日になりました。

春夏秋冬の探検のなかで、今回は白い雪景色と枯れ木の森の中への探検です。前日にスタッフはこどもたちの行きそうな場所を予測して下見を済ませ、当日は子どもたちと話しながら行く方向が決まる探検隊。もちろん、その日のみんなの足の速さなどで、お昼ご飯を食べる場所も変わります。今日はどの辺りでおなかがすくのかな…？

さて、としちゃんを先頭に出発です！　毎回、山を歩いているので足の速い子は雪道も関係がないように走ります。途中には生き物のうんち、足跡がありました。としちゃんと子どもたちが何の足跡か話していました。どんなふうにあるくのかな？　どちらが前？　結果、大きいうさぎだろうという話になりました。

後ろからのんびり歩いていたチームは、チョコボールのようなうんちを観察し、手に取りにおいをかいでみたり、雪ならではの道なき道の近道をして海の見える丘までたどり着きました。早く着いた男の子は、後から来る女の子がなかなか登れないので手を差し伸べる姿も見られました。

海の見える丘に到着〜　休憩、座ってゴロンと空を見上げてみました。まぶしい～！

お茶を飲み、みっちゃんからおせんべいをもらいました。おいしい〜、コーンポタージュの味だ！
冬になると木の葉っぱが全部落ちてしまうので、この場所から海や県庁がよく見えます。お父さんが県庁にいるという子もいたので、「おお～い」と県庁のほうに叫んでいました。

そしてこならのひろばに着きました。夏にクワガタいた場所だよね、この前はどんぐりあったよね～と。前回を思い出しながらも、「おなかすいた～」という声が響き始めました。「どうしよう？　ここで食べる？　もう少し行くとテーブルがあるらそこへ行こう」さくらのひろばへ先頭チームが走って行きました。先頭チームは、テーブルやいすに積もっていた10センチほどの雪を手で降ろし、食べる場所を作っていました。

自分たちのおにぎりの準備をし、前回「冬はシチューが食べたいな～」と子どもたちが言っていたので雪に合わせホワイトシチューを作り温めました。「としちゃん、ウインナーないの？皿持ってきてんけど…」そういえば毎回ウインナ～を焼いていたっけ？
「今日はシチューに鶏肉をいれたよ～」みんながシチューを2回おかわりしたので鍋はあっという間に空っぽになりました。ニンジンが苦手と言っていた子もがんばって1つ食べていました。

食後は甘いココアのセルフサービスです。雪山でココアを飲むのはおいしいね。お湯が熱かったので紙コップを雪に埋めて冷ましていました、それから、ナイロンで雪滑りをしている子もいました。

あっという間に帰る時間になり、記念写真を撮ることになりました。
子どもたちになんと言って撮ろうかと言うと「たのしい」というのでせ～ので「た・の・し・い～」と言ってハイポーズ。
そして下山です。男の子は木の枝みつけ、「雪だるまの手にしたいな～」「帰りの杖にするわ」と、言って歩き始めました。途中、枝をつくたびに折れるので、冬だから木も古くておじいちゃんなんだよね。とおはなししました。
でも短くなった木を捨てず最後までついていく姿もかわいかったです。

こならのひろばからは、2つの道があり、急な坂道元気チームと緩やか坂道ゆっくりチームに分かれてかえりました。

「ただいま～」最後もお母さんの所へ走って雪の上で転んで、元気いっぱいの子どもたちでした。振り返りをして、みっちゃんからちびっこ探検隊の記念に木の実キーホルダーをプレゼントしてもらいました。

 

今回、平成26年度のおさんぽくらぶ♪の8組がそろい、そしてちびっこ探検隊に2年来てくれた子どもたちも来年度からは小学生です。最後は輪になり手をつなぎ、これからもお友達と輪にれますように！と、さようならをしました。

みんな～元気でまた夕日寺にきてね～♪　としちゃん、みっちゃん、あきちゃんは待ってるよ～

そして、ちっびこ探検隊は来年も年中年長さんと歩きます。