2016年6月9日 雨を喜んでいる里山!
午前9時頃から降り出した雨はこの後も続きそうなので、法師山での草刈りは中止とし13名での里山歩きとなりました。
本日はこならの広場、三王坂遊歩道大休場から林道出会まで、引き返してやすらぎの広場、さくらの広場、やまならしの道を下ってトンボの池、自然園駐車場のコースを歩きました。ふるさと館横からの山道入口で上方見上げると「ヤマボウシ」が少し大きめの白い花の帽子をつけて立っています。緑の色が濃くなった木の葉やササの葉に雨が落ちて光っており季節もまた一歩前に進んでいました。
蒸し暑く汗をかきながらこならの広場までくるとサーッと冷気が体に当たり気持ちがいいです。遊歩道に「イチヤクソウ」が3株、雨を受けてスッと背筋を伸ばして花をつけていました。大休場の「ツリバナ」にはミドリの蕾がいっぱいついています。
林道出会いの「テイカカズラ」は満開から少し過ぎて白から黄色味を帯びた花となってきました。引き返してやすらぎの広場に凛とした「ササユリ」が1輪、さくらの広場にはたくさんの「イチヤクソウ」の株が花を咲かせており、足元には白い「キノコ」の親子が可愛く並んでいます。
トンボの池に下りてくると幼児達がにぎやかに「ザリガニ釣り」をしていました。水面に伸びた木の枝に「モリアオガエル」の卵塊が幾つかぶら下がり、池に落ちて壊れているのもあります。雨の池に白い花だけの「スイレン」が浮かんでいました。
弱い雨の中、傘をさしての歩きでしたが、木や花は雨を受けて喜んでいるようにも感じた里山歩きでした。
※次回6月16日、晴天ならば山歩き前に草刈りを実施、カマ、水筒、虫対策等準備ください。
(文:I、写真:M)
次回も楽しく笑いで免疫力UP!
2016年6月9日