寒い雨降りの木曜日です。10名の出席でした。

夕日寺健民自然園園長さんから「今年は夏が非常に暑かったので木の樹液が少なく、スズメバチの活動が約１ケ月遅れている。」また同じように「セミも暑かったので地上に出てこなくて少ない。」「今年はブナやナラ等の実が凶作で食べものを求めてクマが山から下りてきている。」「自然園でもクマが夜間に活動している痕跡が残されている。」等今年の状況についてお話しがありました。話しを聞いた上で本日も大休場までのコースを歩きました。

山道入口の「お茶」の木に白い花が咲き出しました。緑の葉の間から色付いた「日本柿の実」も顔を出しています。また濃い朱色の「ガマズミの実」も綺麗になってきました。今週も多くのキノコを目にしましたが、道中とても良い香りが。「マイタケの香り」でした。ハイテンションのメンバー達。昨日から雨が降っていたので成長してきたのではないかと思います。

大休場に到着。先週確認した「クマダナ」を再度見て、「クマ」は上の方の細い枝近くまで登っていることをあらためて認識しました。帰路はやすらぎの広場経由、ツクバネの林、戻ってこならの広場から帰りましたが、「大きなカエル」や「カニ」等、小さな里山の生き物も目にしました。約1時間20分、5,000歩、暑い夏の日と比して雨でも格段に歩き易い秋の里山でした。

※ウオーキングの後、大根菜のすぐり、伝燈寺里芋の試し堀りを行いました。伝燈寺里芋は、今はまだ小さいですが順調に育っています。

（文：I ,写真：M ）